ボクシングの井上尚弥選手の次戦の相手がフィリピンのカシメロ選手に決定しました。
井上選手はWBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)優勝後の試合ということで注目されていますが、対戦相手のカシメロ選手はどんな選手か気になりますよね。
カシメロ選手の戦績やプロフィールについてまとめました。
カシメロの戦績!どれだけ強い?

カシメロ選手の通算戦績は29勝20KO4敗という戦績です。
- 元WBO世界ライトフライ級暫定王者
- 元IBF世界ライトフライ級王者
- 元IBF世界フライ級王者
- 現WBO世界バンタム級王者 世界三階級王者
井上選手と同じく三階級を制覇しているボクサーで、2019年11月に世界最速のKO記録を持つ南アフリカのゾラニ・テテ選手に勝利した後、
「次はモンスター井上!俺と戦え!」
と挑発していました。
カシメロは戦績以上に危険な相手だ。三振かホームランのタイプだから、ガチで危険。
— 織田勇太 (@deflation2009) January 31, 2020
国内や地域タイトル、暫定王座を合わせると通算8度のタイトルを獲得している実力者です。
攻撃のバリエーションが多彩で前に来るスピードも早いので、井上選手にとっては油断ならない相手になると思います。
カシメロのプロフィール

- 名前:ジョンリル・リポンテ・カシメロ
- 生年月日:1989年2月13日(30歳)
- 出身:フィリピン共和国オルモック
- 身長:163cm
- 構え:オーソドックス
カシメロ選手は地元のオルモック市でストリートファイトに明け暮れていましたが、ボクシングに出会った後、2007年6月3日にプロデビューしました。
デビュー時は今のバンタム級よりも軽いフライ級やライトフライ級で戦っており、2019年4月にWBO世界バンタム級王座を獲得しています。
デビューしてからはフィリピンでの試合が多かったですが、フィリピンの英雄マニー・パッキャオが主催するプロモーター「MPプロモーション」に所属してからは海外での試合も増え、世界的に有名な選手へ成長しました。
井上尚弥を挑発?

カシメロは日本時間の9月27日、WBO世界バンタム級タイトルマッチを行い、同級11位のデューク・ミカー(ガーナ)に3回TKO勝ちしました。
試合後には4月に対戦するはずだった井上尚弥選手に対して、「俺は真のモンスターだ」「イノウエは俺に怖気づいている」などと挑発しました。
John Riel Casimero’s funny call-out of “motherf***er” Naoya Inoue after his win over Duke Micah tonight…
— Michael Benson (@MichaelBensonn) September 27, 2020
[🎥 @PremierBoxing] pic.twitter.com/xZbPxlkVW1
「ユーアーノーモンスター」などが聞き取れますね。
これに対して井上選手は自身のTwitterで次のようにツイートしています。
あんな大振りでは俺に当てる事はできないだろう。。。
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) September 27, 2020
井上選手も負けじと自身に満ち溢れていますね。
井上選手は日本時間11月1日にラスベガスでWBOバンタム級1位のジェイソン・マロニー(オーストラリア)と対戦し、7回KO勝ちで圧巻のラスベガスデビューを飾りました。
試合後にWBOのフランシスコ・バルカルセル会長は「カシメロ戦が見たい」とコメントし、井上選手も試合後のインタビューで
「計画としては、次はドネアとウーバーリ。WBOのカシメロもいる。どの選手もターゲットなので、タイミングの合う方とやりたい」
引用元:Yahooニュース
と話しています!
早くカシメロとの試合が見たいですね!