日本のバスケ界を引っ張る富樫勇樹選手の父親は、新潟の開志国際高校バスケットボール部の富樫英樹監督です。
全国制覇の経験もある名将で、富樫選手自身も学生時代には父親の元で練習していました。
富樫勇樹選手の父親についてまとめました。
富樫勇樹の父親はバスケの監督!
富樫英樹監督は、新潟県新発田市立本丸中学校でバスケの監督を長年務めていて、2008年には本丸中を初の日本一に導いています。
このとき、当時中学3年だった富樫勇樹さんもメンバーの一人で優勝に貢献しています。
その後2010年には2度目の日本一達成し、U-16の日本代表のヘッドコーチも務めていた敏腕監督です。
しかし2014年からは開志国際高校が開校したと同時に男子バスケットボール部の監督に就任しています。
本丸中で結果を残していたのになぜ?と疑問に思いましたが、そのきっかけを次のように話しています。
「中学から乗り込んできた」という言い方は変ですけど、教師になった時から高校で指導して優勝するのが夢だったんです。これまで、たくさんの高校に選手を送り込んでお世話になってきましたが、その教え子たちが(進学した先々で)インターハイやウインターカップで優勝する姿を見て「うらやましい」という思いがずっとありました。自分にどれだけ力があるか分からないですけど、「よし、高校でやってみよう」という決意で高校のコーチになりました。
引用元:BASKET COUNT
夢を追いかけて高校の監督になったんですね!
富樫監督は開志国際高校でも本丸中で培った指導力を発揮し、創部3年目にはインターハイ初出場を果たしてベスト8まで進出。そして5年目にはインターハイ2回目の出場で初優勝という快挙を成し遂げています。
開志国際はインターハイ優勝してたのかすげーな
というか富樫監督すごいな— Kab (@kabtan) December 15, 2018
バスケの歴史がない高校で創部5年で日本一は凄すぎます(^^;
中学バスケ界と高校バスケ界の両方で日本一を達成したのは富樫監督だけだそうです。
富樫勇樹の父親の教育方法
バスケの監督として輝かしい実績を残している富樫英樹監督ですが、その教育方法はどのようなものなんでしょうか?
教えすぎない
富樫監督は「教えすぎないこと」をモットーに指導をしています。
――中学と高校で指導法は変わりましたか?
本丸中の途中から変えましたね。不思議にも、変え始めてから勝つようになったんです。それは『教えすぎない』ということです。子供たちに考える力がなくては勝てないことが分かったので、「僕の言ったことがすべてではない」と、この精神でやってきたおかげで、勝利につながっていきました。引用元:BASKET COUNT
教えすぎないことにより、選手一人ひとりが自分で考えてプレーすることが求められます。
選手一人ひとりの自立を求めた結果、勝てるようになったということですね。
斬新なトレーニング法
富樫監督のトレーニング法は変わったことで有名でした。
バスケのトレーニングといえば、シュート練習やミニゲーム、走り込みなどが一般的ですが、富樫監督のトレーニング法は
テニスボールを真上に上げてドリブルを行う
というものでした。
この練習の意図は、テニスボールに目線が行きながらもドリブルをし続けなければならないので、ドリブルに安定感が出るということです。
富樫勇樹選手もこの練習をやっていたとのことで、スピードがありながらも安定したドリブルができるのはこの練習のおかげかもしれませんね。
今後も富樫監督率いる開志国際高校に注目です!